じわじわ痛い「筋肉痛」

慣れない動きや久しぶりの運動の後に誰でも一度は経験のある筋肉痛…。

昔は乳酸がたまることによって筋肉痛が起こると考えられていましたが、最近の研究では乳酸は疲労物質そのものではないことから、筋肉痛の原因になる訳ではないと言われています。

筋肉痛になる原因として最近言われているのは、運動などで普段使わない筋肉を使ったりすると筋繊維に細かい傷が付き、その傷を修復する際に炎症が起こって痛みを引き起こしていると言われています。

体を鍛えるうえでは避けては通れない道ですね。

筋肉痛になると筋肉に力を入れた時や、軽く動かしただけでも痛みを感じるため日常生活に支障をきたします。

急性期で痛みが強い場合は、炎症を起きている状態なのでアイシングをして患部を一度冷やしましょう。

痛みが治まってきたら血流をよくします。疲労物質を流しやすく、また血液と一緒に流れてくる栄養素や酸素を取り込めるようにします。

ぬるめのお湯にゆっくり浸かりながら筋肉痛のところを伸ばしたりマッサージするのも効果的です。

バランスの良い食事、十分な睡眠は体の回復には必要不可欠です。

ビタミンB群は疲労回復に効果があると言われ豚肉、玄米、納豆などを積極的に摂取すると良いですよ。

急に激しい運動をすると筋肉に負荷がかかってしまうため、動く前には入念なストレッチをしましょう。

久しぶりに運動を始める人であれば最初は軽めの運動からスタートし、体がだんだん慣れてきたら負荷を上げていくようにしましょう。

運動後もストレッチなどでクールダウンを行い疲労を溜めないようにしましょう。

ストレスも筋肉の緊張を高めるので適度に発散するようにしましょう！