院長のブログ
【腰痛にもいろいろ原因がある!?】
当院に来られる症状の中で1番多いのは「腰痛」です。
どんな痛みでも、同じようなことが言えますが「腰が痛い」という訴えに対して、私達は他覚的に判断をしていかなければなりません。
そこには、痛みを増悪させる要素や痛みを軽減させる要素を質問形式で聞く「問診」を行います。
また、実際に動いてもらって動きの確認、痛みの強さを確認する徒手検査法(整形外科テスト法)を行います。
肌を直接見て発赤や発疹がないか確認する「視診」。
直接触って熱感を確認する。少し押してみて圧痛を確認する「触診」も行います。
安静時痛があるかないか?
腹痛や胸痛を伴ってないか?
足の痺れ、脱力、放散痛はないか?
これらの事を踏まえた上で「発生機序」どのようにして痛くなったのか?を詳細に聞くことが特に大事な所見になります。
どんなメカニズムで受傷したのか、より細かくイメージすることが可能になります。
それはいつのことか?受傷してどのくらい時間か経過しているかも大切です。
あとは年齢、性別、職業…も鑑別のヒントになります。
当院では、このようにベッドサイドでしっかりと所見を確認します。
症候別に判断を行い、場合によっては疾患別に更に徒手検査を進めていきます。
例えば、腰椎ヘルニアはないか?
そのヘルニアは腰椎症性なのか?椎間板性なのか?
脊柱菅狭窄症ではないか?
脊髄症はないか?神経根症はないか?
圧迫骨折の疑いはないか?
転移性骨腫瘍の可能性はないか?
確認した症状を患者様に説明して、ご理解頂いたのち、
目的をもって、根拠ある治療方法を選択していきます。
次回は「治療方法」についてお話します。
腰痛 坐骨神経痛 なら桜木町 関内の整骨院