院長のブログ
「COPD」知ってますか?
肺の生活習慣病とも言われているCOPDの正式名称は「慢性閉塞性肺疾患」といい、英語病名の頭文字をとってCOPDと呼びます。
喫煙、遺伝、大気汚染、粉じん、乳幼児期の呼吸器感染、受動喫煙など有害物質が原因で肺が炎症を起こして痰が溜まりやすくなることで、空気が通りにくくなって呼吸がしにくくなる病気です。
日本でCOPDになる原因で圧倒的に多いのがタバコの煙で、90%以上が喫煙によるものと言われています。
気管支が炎症を起こしたり、肺胞が破壊されて肺機能が低下して悪化すると、咳・痰・息切れが強くなり生活に支障をきたします。
咳などの症状は気管支喘息と似ていますが、進行性というところは異なります。
☐一日に何度も咳が出る。
☐少しの動作で息切れしやすい。
☐階段や坂道で息切れする。
☐呼吸をするときにゼイゼイ、ヒューヒューといった変な音がする。
☐黄色や粘り気のある痰が出る
このような症状がある方はCOPDの可能性があります。
咳と痰は長期間続くため「風邪かな?」「齢だから」と思って見過ごされがちです。
長期間の喫煙歴があってこのような症状が続く場合や、自覚症状のある方はかかりつけの病院や呼吸器科を受診しましょう。
喫煙歴が10年以上、40代以上の人は特にリスクが高いので早めに受診するのをおすすめします。
COPDの治療にはまずは禁煙です。
一度低下してしまった肺の機能を回復させることは困難ですが、禁煙と薬物治療によって悪化するのを防ぎます。
薬物療法には気管支を広げて呼吸を楽にする気管支拡張薬があり、吸入薬、貼り薬、内服薬があります。
重症者には酸素を供給する器具を使うなど、酸素療法で呼吸をサポートします。
無理のない範囲で運動習慣を身につけることも大切です。
病気の進行をできるだけ食い止めて健康的なライフスタイルを維持しましょう。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通り沿いにあります。鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅、関内駅からド真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。
★交通事故治療★
当院では交通事故によるケガの治療も行っています。
交通事故によるトラブルについては無料で相談できる弁護士さんを紹介できます。
お気軽にご相談ください。