院長のブログ
「骨盤」とは。
骨の中でとても重要な役割をしている骨盤。
骨盤は複数の骨が複雑に組み合わさって構成されている部位で、体のバランスをとったり、内臓や生殖器を守る役割があります。
仙骨・腸骨・恥骨・坐骨の4つの骨で構成されています。
仙骨…逆三角形の形で骨盤の中心部にあります。
腸骨…骨盤の左右に張り出している大きな骨です。
恥骨…骨盤の前面にある骨。
坐骨…骨盤の下にある骨です。
子供の頃はほとんど男女差はないのですが、思春期のホルモンの影響で骨格も含め、骨盤の形も変化し、性別によって形が違う特徴があります。
男性の場合、深くて狭い縦長の形で上から見るとハート型になっています。
女性は妊娠・出産に適した構造になっていて、浅くて広い楕円形型です。伸縮しやすい反面、歪みの原因の一つになっています。
産道を広く保つために骨盤は横幅が広い構造になっていて、生殖器等の内臓がずり落ちないギリギリの幅を保っています。
女性は骨盤周りの関節が男性に比べ柔らかく柔軟性があり、筋肉量も少ないためより安定しにくい特徴があります。
ですので、女性の方が圧倒的に骨盤が歪みやすく傾きやすいのです。
体の中心にある骨盤が正しい位置にないと様々な不調を招くことがあります。
骨盤が歪むことによって本来あるべき体の機能の低下につながり、『骨格、筋肉、内臓、自律神経、精神のバランスの不調』などの症状が出てきます。
体がだるいな〜、痛いな〜、息苦しいな〜、食欲が出ないな〜、などの症状は骨盤が歪んでいることで起きる事があります。
骨盤の歪みを正すことによって「姿勢が良くなる」「お腹が凹む」「お尻が上がる」「下半身太りや代謝の低下を解消」「生理痛の改善」などの思わぬ効果も期待できます。
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