院長のブログ
「頭部骨折」について
頭部に強い外力が加わることによって頭蓋骨に骨折が生じることです。
頭蓋骨骨折は動脈や静脈を傷付け、脳組織周囲の空間に血液が溜まってしまうこともあります。
【線状骨折】
頭蓋骨に線状にヒビが入った状態です。
頭蓋内損傷を伴う場合は、それに対する治療を行います。
頭蓋内損傷を伴わなければ、骨折に対する治療は必要なく、自然に治っていきます。
数ヶ月は再度頭部打撲がないよう気をつけましょう。
【陥没骨折】
頭蓋骨が内側に陥没した骨折になります。
内側にはすぐに髄膜に包まれた脳があるので、陥没の程度によって脳が圧迫・損傷を受けます。
圧迫の程度によって手術が必要になる場合があります。
【頭蓋底骨折】
頭蓋骨の底辺の骨折です。
目の周りに内出血がみられる時は前頭蓋底の骨折で、耳の後ろに内出血が出る場合は中頭蓋底が骨折しています。
耳や鼻から髄液が出てくる髄液漏という症状がみられることもあります。
☐頭痛の増強
☐痛みが激しい時
☐吐き気や嘔吐が何度もある
☐意識がぼんやりする
☐手足が動かしにくい
☐痙攣を起こした
頭を打った後から上記のような症状が出た場合はすぐに病院を受診しましょう。
子供は怪我をしながら育つものです。
乳幼児は大人と比べて頭が大きいため、重心が上にありバランスが悪く転びやすいため頭をぶつけることがよくあります。
遊具や椅子などから落下した後から、
☐何回も嘔吐する
☐顔色が悪い
☐痙攣している
などの症状が出た時はすぐに病院を受診しましょう。
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