院長のブログ
「残薬問題」知ってますか?
残薬(ざんやく)とは病院からもらった薬を飲み忘れたり、自己判断で服用を中止してしまう、薬の管理ができていない、などして自宅に残ったままになっている薬のことを言います。
薬の適正使用や医療費の観点から社会問題の一つになっていて、厚生労働省の資料によると、残薬の金額は年間500億円になると言われています。
薬が適切に服用されないと十分な治療効果が得られないため、体にも良くない状況になったり、治療期間が長引いてしまうこともあります。
自宅に残薬がある場合、医師や薬剤師に相談しましょう。
薬局を活用して残薬を見直すことによって、処方日数の調整や、飲み忘れ対策などが可能になります。
残薬+薬の袋や説明用紙+お薬手帳を持参して薬局で相談してみてください。
※注意点
・薬を買い取ったり、返品することはできません。
・薬の種類によって回収できない場合もあります。
・薬局で残薬を回収できる時もありますが、回収した薬を他の方に使うことはありません。
・持参した残薬だけでなく、薬局が持つ過去の記録も使用するため普段調剤を受けている薬局に行きましょう。
薬局によっては残薬相談の時間・方法が決まっている場合もあります。
薬は用法・用量を守って正しく服用しましょう。
飲み忘れや自己判断で薬の服用を中止するとかえって症状が悪化し、治療期間がのびたり薬の種類や量が増えてしまうこともあります。
薬のことで不安に思ったり管理が上手くできない場合は、かかりつけの薬局・薬剤師に相談して、継続した薬の管理を手伝ってもらいましょう。
普段の生活で薬をみえる所に保管したり、薬を飲む時間にアラームをかける、家族に声かけしてもらうなど、薬の管理法を見直して薬を適切に服用しましょう。
★野毛整骨院の場所★
住所:神奈川県横浜市中区吉田町64-1
吉田町商店街の吉田町本通り沿いにあります。鶏肉専門店「梅や」さんの向い、ミニストップの隣です。
桜木町駅、関内駅からド真ん中、大岡川沿い都橋からすぐの場所。
横浜市庁舎、伊勢佐木モールからも徒歩圏内です。