院長のブログ
「中枢神経」とは。
中枢神経とは、脳と脊髄からなっていて、全身に指令を送る神経系統の中心的な働きをしています。
心身の司令塔となる中枢神経はとても大切なため、脳は頭蓋骨によって、脊髄は脊柱によって外部の衝撃から守られています。
脳は大きく3つに分けられ、大脳・小脳・脳幹となります。
人では特に大脳が発達していて、思考、知覚、言語、記憶などの大きな役割りがあります。
成人の脳の重さは約1,3kgもあり、からだの中ではもっとも重い臓器になります。
脊髄は脳につながっていて脊椎の真ん中を上下に貫く脊柱管というトンネルの中に入っています。
脊髄は脳と体の各部の間に起こる知覚や運動を伝えたり、反射中枢としての役割をしています。
神経は体のいろいろな場所に網目のように張りめぐらされた細かいネットワークの末梢神経と、そこから集められた情報がさらに集まって情報を判断し指令を出す中枢神経とがあります。
中枢神経系の障害には脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患や脊髄損傷などが挙げられます。
その他アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、統合失調症、うつ病などもあります。
手足がしびれたり、物が掴みにくいなど感じたときは神経疾患が考えられます。
中枢神経や末梢神経に障害が起こって様々な症状を引き起こします。
深刻な場合は、歩行が困難になる、思うように喋れなくなるなどの症状が起こる可能性があります。
一刻を争う症状なのか、薬や日常的なケア(患部の保温、マッサージなど)で症状の回復が見込めるのか、早めの対処で症状の悪化を防ぐことは可能です。
「いつもと違うな。」と感じることがあれば、我慢することなく早めに病院を受診しましょう。
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