院長のブログ
「下痢」について
腸の働きが異常になった時に下痢が起こります。
腸は「蠕動運動」(ぜんどううんどう)という運動によって腸の内容物を肛門の方へと送ります。
内容物が腸を通過するときに、内容物に含まれる水分が体内に吸収され適度な水分を含んでいる便になります。
この時に何かの原因によって、ぜん動運動が活発になった時や、水分量の調節機能に障害が起こった時に、便の中の水分が増加して「下痢」や「軟便」になります。
ぜん動運動が過剰になると、腸の内容物が急速に通過するため水分の吸収が十分に行えません。
そのため液状の糞便になり下痢や軟便になります。
軟便とは下痢のような液状までいかなくても、通常より軟らかい状態の便のことをいいます。
腸から体内への水分吸収が不十分なときや、腸からの水分分泌が増えて腸の中の水分が異常に多くなった時も下痢や軟便になります。
下痢や軟便といっても症状や病状は様々です。
▶︎下痢が起こる原因◀
☐生ものや半生のもの食べた
☐調理から時間の経ったものを食べた
☐水分を摂りすぎた
☐ビールや酒の飲み過ぎ
☐脂肪分・糖分の多いものを食べた
☐香辛料の多いものを食べた
☐精神的なストレス
☐冷え
☐抗生物質などの薬の服用
☐お腹の風邪
☐過敏性腸症候群
☐腸自体の炎症や腫瘍
このように食あたりや消化不良、ストレスなど幅広いことが原因となって起こります。
☐便の色は黒くないか?
☐血が混じっていないか?
☐吐き気や嘔吐がないか?
☐発熱していないか?
下痢止め服用は場合によっては状態悪化を招く場合があります。
長く改善しないなどが見られる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
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