院長のブログ
「テーピング」について
テーピングと聞くと固定するものと思われがちですが、痛みの緩和とけがの予防のサポートが役割の場合もあります。
テーピングには大きく分けて伸びない非伸縮性テープと、伸びる伸縮テープの2種類があります。
・非伸縮テープは綿布を使用したいわゆるホワイトテープのことで、関節固定用のテーピングです。
関節を固定することにより、けがの予防、応急処置、再発防止をサポートします。
また皮膚や爪の保護といった目的でも使用されます。
・伸縮性のあるテーピングを貼る場合は引っ張って貼るイメージがありますが、引っ張らずに貼ることで様々な効果が期待できます。
引っ張らずに貼るとテープにシワを作ることができます。
シワを作ることによって皮膚がテーピングによって持ち上げられ、皮膚と筋肉の間にスペースができます。
それによって血液やリンパの流れがスムーズになることにより、パフォーマンスの向上や疲労の軽減が期待できます。
また、筋肉の張り感、むくみ、つる、痛みといった症状にも効果があります。
引っ張って貼る場合ももちろんあり、関節の可動域を制限したい場合や怪我をしている状態でのプレーの補助などに使用します。
テーピングを貼るときのポイントは、テープを貼る部位を清潔にします。
汗で濡れていたり、ボディクリーム等を使用している時はしっかりと拭き取ることでテープの持ちが良くなります。
テープを貼った後は軽くこするように手で馴染ませると剥がれにくくなります。
テーピングを外すときのポイントは、体毛の流れに沿ってゆっくりと剥がします。
皮膚を持ち上げないようテープを寝かせながら引っ張ります。
その際、テープに近い位置の皮膚を押さえてゆっくり剥がします。
野毛整骨院ではテーピングの貼り方、販売もしております。
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