院長のブログ
「ストレートネック」
最近首や肩が痛いなーと感じたり、めまいや頭痛、手の痺れなどの症状は出ていませんか?
もしかしたらストレートネックが原因かもしれません。
デスクワークやスマホの面白いゲームに熱中するあまり、長時間同じ姿勢で猫背になっているとストレートネックになる可能性がグンとあがります。
人間の頚椎は7個の骨で構成され、上から順に体の前方に向かって緩くカーブした後、後方に向かってカーブする生理的曲線になっています。
人間の頭は人によってですが約6㎏あると言われており、頚椎の弯曲のおかげで頭の重さを分散できています。
ーストレートネックの簡単な見分けかたー
1、壁を背にして真っ直ぐ立つ
2、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとを壁につける
この時に後頭部が壁に自然についていれば問題ありませんが、後頭部が壁につかなかったり、つけるために無理に力を入れるようだとストレートネックが疑われます。
正式な診断はレントゲン検査で骨の状態を確認する必要があります。
ストレートネックの初期の症状は首肩のコリ、猫背になる、上を見ると首が痛い、睡眠不足などが出てきます。
重症化すると視力低下、手足のしびれ、耳鳴り、顎関節症、胸郭出口症候群、自律神経失調症など全身に症状が現れます。
ー改善方法ー
デスクワークの姿勢に気をつける。猫背にならないよう骨盤を立てて座る。
スマホの使用時間を決める。長時間使用しなければならないときは、目の高さで見るように心がける。
枕の高さに気をつける。高すぎる枕は首周りの筋肉が緊張しやすいため、自分に合った高さを見つけましょう。
気がついた時に首周りのストレッチをする。立ったまま後ろで手を組み、腕を伸ばして胸を開く。頭を後ろに倒して首の前側を伸ばします。痛みがなければ首や肩をぐるぐる回す。
ストレートネックになってしまった原因を見つけないと、痛みが繰り返し出てしまいます。
ストレートネックの多くの場合、腰や股関節の可動域が悪くなっているケースが多いです。
症状と原因が必ずしも同じ箇所ではありません。
当院では姿勢のチェックや、ストレートネックによって引き起こされる症状に対して手技によるアプローチができます。
気になる方は、お気軽にご相談ください。