院長のブログ
ふくらはぎの仕事
膝裏から足首までの範囲をふくらはぎと言います。
ふくらはぎは下腿三頭筋という筋肉があり、表面には腓腹筋、深層にはヒラメ筋と呼ばれる筋肉があります。
腓腹筋は内側頭・外側頭と分かれているため、腓腹筋内側頭・外側頭・ヒラメ筋と3つを合わせて下腿三頭筋と呼びます。
心臓は全身に血液を送るポンプの役割をしていますが、心臓から遠くて低い位置にある足先では、血液が心臓に戻るには重力にも逆らわなければいけません。
そのため心臓のポンプ作用が届きにくくなります。
そこで、ふくらはぎは血液の流れを助ける働きがあります。
ふくらはぎの筋肉を動かすことによって心臓のようにポンプ作用ができ、下腿部で滞っている血液を流すことができます。
ふくらはぎを鍛えると下半身の血流が改善され、足のむくみの予防・解消が期待できます。
下半身の冷えに悩んでいる人も、ふくらはぎのマッサージやストレッチをすることによって改善するかもしれません。
ふくらはぎの筋肉を鍛えることによって筋肉量が増えると、基礎代謝が上がるので痩せやすい体にもなります。
ダイエットしたい人はふくらはぎを鍛えるといいですね。
長時間の座り仕事や立ち作業を続けると、足やふくらはぎに血液が滞りやすくなります。
夕方になると足がパンパンになってしまう人は、休憩時間を使って軽い運動をしたりして血流改善を目指しましょう。
姿勢の悪さは体全体を支えている足元にも負担をかけます。
背中が丸まって腰が前に出る立ち姿勢は、下半身の裏側の筋肉の緊張を強め、ふくらはぎを疲れやすくしてしまいます。
=ふくらはぎのトレーニング法=
①立った状態でかかとを上げ下げする。
②座った状態でかかとを上げ下げする。
③足首回し
トレーニング以外にもお風呂などで温めると血流が良くなりますよ。
≪筋膜リリース療法≫
Fascia Slick Technic(通称FaST)というアメリカ発の筋膜リリース最新テクニックを行っています。
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当院は、正規の講習を受講してライセンスを取得した認定テクニシャンが在籍する、横浜でも数少ない治療院です。
FaSTホームページ ☞ http://www.fasciaslick.com/provider/pref_14.html